X

日産ヘリテージコレクションを見学した!

日産座間工場のなかにある日産ヘリテージコレクションを見学したよ!
見学は無料だけど、WEBから事前予約が必須で、1回の見学(2時間弱)は40人まで。

ここは日産創立80周年記念事業として神奈川県の日産座間事業所内に開設されたんだって。

1930年代の創業から現在に至る日産の市販車やレーシングカーなど約400台を収蔵し、
うち約300台を常時展示する、日産ファンや旧車愛好家にとっては宝箱のような施設!

まずはエントランス入ってすぐにある自動車ショールームみたいな感じ。
ここで開始時間に参加者が全員集合するまでしばし待機。


チェリーX1R懐かしい!


これはSUNNYだっけ。


現行のHVや電気自動車も展示されてる。(興味なしw)

レーシングカーもあり、テンションあがる!

1995年に閉鎖された日産自動車座間工場。
今ではEV用のモーター、インバーター、リチウムイオン電池の生産や、
自動車生産技術開発などを行う日産座間事業所となっている。

その一角にある「日産ヘリテージコレクション」があるんだけど、
とにかくそのスケールはデカかった!

まずは小部屋に集められ、15分ほど日産の歴史映像を視聴。
なぜか音声は英語であり、日本語の字幕。
外人が多いんだろうか?この回は全員が日本人だったっぽいけど。

ここから先は隣の広大なガレージへ!


2班に分かれ、自分にはこのお姉さんが解説してくれました~!
解説は倉庫内をざっくりと30分位かけて見て回り、その後の40分は自由見学。

整然と慣れべられてる旧車群。
ほとんどが動態保存ってスゴイ!


初代シルビアかっこいい~

なぜかボディに縦書きの漢字。


遠目に見たらお経に見えたけど、人名だったw


何かのキャンペーンで全国を回った車両らしく、各自治体の首長が署名したみたい。

1968年のメキシコオリンピックで公式車として日本選手団に提供された411型ブルーバード。
メキシコ日産・クエルナバカ工場で生産された左ハンドル仕様車。
ボディには当時の選手団のサインが至る所に記されているね。

このセンス、今じゃあり得ないw

 


熱心に聞き入る参加者たち。


ニッパトなつい。
ランクルばかりがもてはやされるけど、これもなかなか。

 


フードマスコットも流行ったみたい。
1935年「ダットサン14型ロードスター」のフロントグリル上で跳ねるのははウサギかな?
美しい脱兎(だっと、走り去るうさぎ。DATSUNからのダジャレ)のマスコット。
他にはトビウモもあったけどダサかったw


この初代フェアレディは今でも大人気!
これは珍しい北米輸出仕様な左ハンドル。


エスカルゴはいまだに路上で見かける人気者。

そして、赤いケンメリGTRは珍しい!!

生産台数が200台未満と少ないことから、昨今では1億円の値札を掲げた個体もあるよね。
ちなみに当時の新車価格は162万円。


鉄チンホイール?もしくはマグネシウム?
それにしても、フェンダーにツライチにしないとカッコ悪し・・・

 


ブルーバード、お前の時代だ!
このフレーズは沢田研二だっけ。


ボンネットを開けてくれるサービスもあり。

 

解説パネルがなければ、昭和の時代な駐車場って感じ。
それもそのはずで、展示市販車のほとんどはオーナーからの寄贈よるんだって。
なので、ミュージアムにありがちなピカピカな新車状態ではなく、
何万キロか走り込んだ個体なので、ほどよくヤレてて好感度UP!


これはウサイン・ボルトがGT-Rを気に行って仕上げた仕様。


ボンネットにはボルトのサイン付き。
この金色GT-Rは世界に3台しか存在しないらしい。
ゴールドメダリストの彼にちなんで3台だけ作られた金色のGT-Rのうちの1台。
GOLD好きとしては、ちょいと気になるw

さて、ここから半分はレーシングカー。

箱車から純粋のレーシングカーまでさまざま。
でも、日産ってフォーミュラカーは作ってなかったんだっけ。

 

レーシングカーは華やかでカッコイイ!

 

 

懐かしのシルエットフォーミュラー!

こんな感じに仕上げた改造車たちが、富士のグラチャンに集まったよねー。

 

 


アーレンキーでウイング角度を変えてダウンフォース調整するんだね。
レースカーって手作りだから、細かい部分を見ると興味深い!

.


サファリラリーで優勝した240Zそのもの。
車体はデコボコ。厳しい戦いだったことがうかがえるね。

 


富士山\(^o^)/

 

 

 


これ、ポルシェっぽい。
エンブレムは七宝焼きですってよ、奥さん!
重量が増えちゃうから現代ではありえないね。

 

 

マッチのマーチ!


ボンネットにはマッチの名前入り。
俺がマッチだったなら、これは完全に黒歴史だよw

レース用ケンメリ、きたーーーーーー!

 


50勝した箱スカGT-Rの後継モデルとして作られ東京モーターショーに出展されたものの、
石油ショックのため一度も実戦で走ることは無かった幻のレース仕様なケンメリGTR。
もしサザビーズなどのオークションなどに出てきたら10億円近いという噂!

 


そういえば、西部警察は日産車が大好きだったよねw

座間工場では車両の生産は辞めちゃってるので、建物の余剰スペースを使っているのかな?
約2000坪の広大なガレージに300台を陳列し、それをたった40人で見学するのは超贅沢!
大変満足度の高いコレクション見学だった\(^o^)/

そういえば、一番見たかったMID4が無かったな~
展示車はよく入れ替えをするらしいので、また行ってみる口実ができたw
ちなみに、今はちょうど座間ひまわり畑のシーズンらしく周辺は大渋滞だった。

日産ヘリテージコレクション

Mango: