街中に溢れる真っ赤なシェアリング電動バイク「JUMP」に乗ってみた。
電動キックボードの方ではなく、電動自転車のほうね。
JUMPは配車サービス大手のUberがやってるサービスなんだけど、
通常のUberアプリからも利用できるし、専用アプリもあり。
Uber利用者はUberのアプリを使って車を呼ぶか、
電動自転車やキックボードをレンタルするかを選択できるのだ。
シェアリング自転車やキックボードはUberでの自動車配車サービスにとって
ライバルとなるサービスだとは思うけど、そうも言ってられないんだろうね。
JUMPは、基本料金が1回1ドル(約100円ちょい)で、
最初の5分を過ぎると1分あたり15セント(約15円)の料金が発生する。
この料金設定はLyft、Bird、Limeなどの類似サービスとほぼ同じだね。
JUMPは他との差別化として、スクーターの事前予約を可能にしている。
アプリを起動して近くのスクーターを見つけたら、まずは1ドルを払って予約。
バイクが止められている場所まで歩いていけば事前に確保されているので安心!
1年くらい前はBirdの争奪戦だったもんなー。
バイクに着いたらリアに付いてる操作パネルに4桁の暗唱ピンを入力。
このピンナンバーは予約時に発行されるのだ。
認証されたら・・・・
右サイドに付いてるU字バーを引き抜いて外せばOK。
電動キックボードと違って米国自動車免許の認証も無し。
アプリ内にクレジットカードを登録しておけば乗れちゃう手軽さが嬉しいね♪
(日本で発行のクレジットカードでもOK)
前にはでっかいカゴ付き。
荷物を積めるってのも電動キックボードと違った利点。
ちなみに、外したU字バーもカゴに入れて走ったけど、段差でガタガタうるさいw
ブレーキは通常の自転車と同様に左右に付いてる。
キックボードの場合は片輪にしかブレーキが付いてないし、
車輪も小さいので制動力がイマイチだったんだけど、
自転車は車輪も大きくて制動力もバツグン!
ハンドル右グリップには変速レバーがあり、3段階に変えられる。
電動自転車ってものに初めて乗ったんだけど、かなり加速が良くてびっくり!
こっちでは自転車は歩道通行が基本的にNGなんだけど、
Birdなどの電動シェアキックボードと同じくらい速度が出るし、
車輪やフレームも大きく安定してるので快適☆
乗り終わったらアプリ内でend rideをタップしてU字バーを刺して終了!
BirdやLimeと同様に、どこで乗り捨ててもOK。
終了以外でも、1時間以内ならホールドも可能。
(課金は中断しないけどw)
Birdのようなキックボードの方がイケてる感じがするんだけど、
電動自転車はすごく便利で安全なので普及しちゃうんだろうなー。
キックボードは目の敵にされてる印象だけど、
電動自転車自体はMETROやHuluが実績を作ってきたもんね。
でも、専用ポートに返却しなきゃいけないのは面倒なので、
このJUMPのような乗り捨てOKのビジネスモデルは最高!
料金体系などは展開する都市によって微妙に異なるみたい。
公式サイト→ https://jump.com/
ロサンゼルスのJUMPサイト→ https://www.jump.com/cities/los-angeles/
Uberは自らJUMPブランドのスクーターサービスを展開する一方、Limeへ出資提携したよね。
広報担当者によると、2018年内にLimeのUberアプリへ統合する計画だったらしいけど、
2月現在、まだそれは統合されてないなー。
今後も新しい展開がありそうなので、シェアリング界隈から目が離せないw
PS,Jump事業は2020年5月にLIMEへ譲渡されたため消滅しましたw
Bird関連の過去記事はこちら
Bird以外にもライドシェア電動キックボードが乱立!
【Bird】LAでの移動は電動ライドシェアキックボードスクーターが便利!